スイス・アルプス旅報告第2段『ミラノの奇跡』

2019.06.29 Saturday 23:42
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     どのガイドブックを見てもヨーロッパの都市は、貴重品の盗難・紛失に注意という記事が掲載されています。
     今回の私たちの旅は、イタリア・ミラノからはじまりました。ミラノに到着したその夜、私たちは翌日の列車のチケットを購入するため、ミラノ中央駅に向いました。ついでにスイスから戻って滞在するホテルの場所も確認しようと駅周辺を徘徊していました。その途中で背中のバッグのファスナーが開けられているのに気づきました。パスポートと現金は、内ファスナーの中に入れていたので、無事でした。
     一安心してホテルへ帰り、再度バッグの中を確認すると、何とEチケット(帰りの航空券)、明日以降泊まるホテルのバウチャー、そして鉄道のチケット・パスとすべてが入った袋がそっくり掏られていました。
     これは大変なことになったと、旅行社の現地緊急連絡先へ電話、パニックに陥っている私に対して、スタッフは冷静に対応してくれました。...
     取りあえず、翌朝、現地警察に「盗難届」を提出し、海外旅行保険会社に盗難が保険の対象になっているか確認する。そして、Eチケットとホテルは名前が登録されているので、大丈夫。しかし、鉄道チケット・パスは改めて買いなおしという打ち合わせを行いました。(時間は深夜)これで旅のスケジュールは、大幅に狂ってしまう覚悟でした。
     ところが、翌朝6時に現地スタッフから連絡が入り、盗難にあった袋がそのままホテルに届いているという電話が入りました。あわててホテルへ行ってみると、袋ごとそっくり届いており中身を確認すると全て揃っていました。
     スタッフの説明では、清掃作業員の方が、ゴミ箱に捨てられていた袋の中味を確認し、ホテルのバウチャーを見てわざわざホテルまで届けてくれたそうです。感謝感激「捨てる紙あれば拾う神あり」、以降貴重品はセイフティ・ボックスへ、バッグは鍵をかけるか前に持つことに徹しました。イタリアでものが紛失したら、出てこないというのが定説のようです。私たちはこの事件を「ミラノの奇跡」と呼んでいますが、後に出逢った旅行社の現地スタッフの間で、私たちは「強運の持ち主」と呼ばれていたそうです。
     ということで、私たちの「はじめてのスイス・アルプスの旅」は、波乱万丈の幕開けとなりました。
     画像1ーローマ・テルミニ駅に次いで2番目の乗降客数を誇るミラノ中央駅は、ムッソリーニの時代に、ファシスト政体の権力を象徴する駅として造られたものです。白亜の美しい堂々とした駅にはそんな歴史があったんですね。

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